36.垂直壁でのフローティング・ターン(右ターン)
ほぼ垂直の壁にフロントをあて、その反動
をうまく使って百八十度ターンするテクニ
ック。ここでもフロントフォークの伸縮を
利用する。4コマ目までは全くハンドルを
切らずにまっすぐ壁にあてる。壁にあたっ
て縮んだフロントフォークが次に伸びるタ
イミングにすかさず後輪にしっかり荷重し
て(5コマ目)、ハンドルを切りはじめると
同時にななめ後にリーンアウトしながらグイ
と引く。ターンしはじめた8コマ目からは、
すばやくターンの方向へ頭をひねっている。
なれないうちは、左の写真のように少し
傾斜があるほうが恐怖心が少ないが、うまく
できるようになると、かえって次項のよ
うな垂直な壁のほうがやりやすい。フロン
トを壁にあてての反発力を利用してターン
するので、垂直の壁にボールをあてたほう
がまっすぐにはね返るのと同じ理屈だ。同
様に、壁にフロントをあてる高さも、最初
は高目のほうが安心だが、なれると低目の
ほうが反発力が強くなるぶん、シャープな
切れのいいターンができる。