26.一段目が高い二段ステアケース
一段目を登るスピードは、普通想像される
より遅い。速すぎると、後輪が跳ね上り、
二段目のステアケースのために必要な後輪
のグリップがつかめなくなるからだ。
6.7コマと後輪がまったく跳ねていない
ことに注目してほしい。こんなふうに一段
目を登るためには強い抜重が必要。そして
後輪が一段目をやっと上りきったかどうか
という8コマ目で、早くも極端な後輪荷重
を行い、同時に腰と背筋でハンドルを思い
きりうしろに引いている。この二段ステア
の難しさは、一段目と二段目の間隔が、ち
ょうどホイールベースと同じくらいしかな
いところにある。一気に登るには離れすぎ、
通常のスピードで一段目を登ったのでは、
後輪が跳ね上りグリップが全くできないま
ま、二段目に後輪がつきあたってしまう。
二段ステアは常に二段目をどう登るかを念
頭において、作戦をたてなければならない。
写真の地形は、二段目を上ってからライン
が右に曲っているので、10コマ目からはリ
−ンアウトも加えている。