23.背よりも高いステアケース
ステアに正対し、かつマシンの左右への傾
きのないようにまっすぐウィリーすること
がまず第一。ステアケースの高い分だけ、
フロントは早目から上げ、高く上げる。そ
のためフロントフォークは、ほぼ伸縮方向
に真下から壁にあたり(4コマ目)、スピ−
ドは速いものの感触はむしろソフト。マシ
ンが直立に近いため、前輪が当ってから後
輪が当たるまでの時間差がほとんどない。
さらにステップとハンドル位置の関係で、
ライダーは上体を直立にする以上には前方
に姿勢をとれない(5コマ目)。従って、大
きく抜重する以外のアクションはほとんど
行っていない。高さがかなりあるのと、直
角の壁のためハードに思えるが、テクニッ
クとしてはむしろ単純である。フロントを
上げる高さとスピード、そしてリアの抜重
だけが決め手である。3速での思いきった
スピードが必要だが、速すぎても自分の抜
重の速さが間にあわず登れない。