19.後輪を引き上げるステアケース
これはスピードコントロールが速すぎても
遅すぎても登れない。速すぎると、マシン
より先行させるボディアクションが追いつ
けないし、遅すぎると後輪が上ってこれな
い。どれくらいのスピードが最適なのかは
練習によって覚えるしか仕方がない。
前輪はステアケースの高さぎりぎりにのせ
る感じ。この時膝を十分に曲げ、ハンドル
を胸元に受けとめるように上体を前傾する。
そしてマシンよりも早く、前上方に一気に
跳びはねる。この跳びはねが弱いとハンド
ルを上に引くことができない。ステップで
フットレスト附近をはさむというよりも、
むしろハンドルにマシンの手ごたえを感じ
るというふうになればよい。後輪はステア
ケースにあたるより先に浮きはじめ(7コ
マ目)極めて小さなショックで上に登りき
ってしまう。ハンドルを引くのは、ほんの
一瞬(6コマ目)。タイミングがあえばバ
イクは自然に上ってくる。ステアケースに
は次項に示す「2度ぶかし」など様々な上
り方があるので、状況によって使い分けた
い。